高配当ETFが強い。直近1年リターンだとHDVがVOOに勝利

ここ最近は高配当株投資が話題で人気が高まっている印象を受けます。

米国ETFも以前に比べれば認知されてきていますが、おすすめ銘柄としてあげられるのはSPYDやHDV、PFFといった高配当系のETFが多いですね。

インデックス最強、VTが間違いないと思われていたのは少し前の話で、米中貿易問題や米国大統領の発言で大きな下落が年間に数回起きる今は「配当」が重要視されているようです。

確かに含み損は精神的にも辛いところがあって、その精神的辛さを緩和してくれるのが安定した配当ということになります。

個別銘柄はETFに比べると難易度も高くなります。

最近は高配当で人気だったタバコ銘柄の下落が目立ちます。タバコ銘柄買っとけば良いという時代も過ぎ去ろうとしているのでしょうか。

そこで個別株リスクを避けるため、注目は高配当系のETFということになるのでしょうか。

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直近のリターンだとHDVがS&P500に勝利

ここ1年のリターンで見ると高配当ETFが強いです。

各ETFの直近リターン
ETF 1年リターン(%) 5年リターン(%)
HDV 7.27 8.15
VOO 4.10 10.47
SPYD 3.76 8.97(3年リターン)
VYM 3.58 8.91
VTI 2.97 10.08

※bloombergより

SPYDは5年前は設定されていないので3年リターンを記述しています。

こうして見ると直近1年リターンだとHDVが圧勝

ただし5年で見るとVOOやVTIのような成長株も含まれたETFが強いことがわかります。

リーマンショックから2018年初旬くらいまではインデックス最強でしたが、昨今のような相場ではインデックスが弱体化しており高配当株が強さを見せています。

20年や30年を見越せばインデックス一本でも良いのでしょうが、精神安定剤として高配当ETFをトッピングするのも良さそうです。

もちろんリスクを考慮してBNDのような債権ETFを混ぜるのも良いです。(というか年を取ってきたらその方が良いでしょう)

高配当ETFのVYM、HDV、SPYDは、どれが良いか?の議論が起きるほど選択に迷うETFです。

経費率、分散性ではVYM、配当ではHDV、という感じでした。SPYDが登場して以来、配当重視派にはSPYDだという流れもあったのですが、以外にもHDVが最近だともっともリターンが高いという結果になっています。

配当も狙いつつキャピタルゲインも、という戦略だとVYMになるのでしょうが、最近の相場だとキャピタルゲインは狙いにくいという状況ですね。

HDVをポートフェリオに入れていた場合、こういったS&P500の調子が悪い時にHDVがリターンを底上げする役割になりそうです。

VTIの調子が悪い

今回の比較だと一番残念なETFになってしまったVTIです。

私は一貫してVTIが良いと言ってきましたが、ここにきて一番調子が悪いです。

VOOには配当でもリターンでも運用額でも負ける結果となりました。

やはりS&P500は強いですね。

相場が思わしくない時の中小企業の株価の動きはとても弱く、相場全体が上がっているときは微動だにせず、相場が下落したときは相場より大きく値下がりするというのが中小企業の株価です。

もちろん忘れた頃に大きく成長していくという魅力はありますが、中小企業株の株価がVTIのリターンの足を引っ張っているのでしょう。

かと言ってVTIが全然ダメな訳ではなく、リーマンショック後からみたリターンはVOOを上回っています。

自分のルールを決めて鉄の意思でそのルール通りの取引をしていくのは大切なことですが、たまには相場全体を振り返りながら自分の取引を見直すのも良いですね。

過去の分析だけでは読めない事態が起きるのが相場だと思っています。

時々振り返りながらポートフェリオや投資方針の微調整をしていく必要がありそうですが、頻繁に売買していては手数料がかさむので判断に悩むところです。

今回わかったことはHDVが意外な活躍を見せているということでしょうか。

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