資産が1000万円もないなら高配当じゃなくインデックスでしょ

シーゲル先生が教える投資法は高配当株に投資して配当金を再投資していくというスタイルです。

配当金を再投資していけばインデックス投資を超えるリターンを生み出すと著書には書いてありますね。

高い配当金があれば株価が下がっても安定して配当金を得られるので精神的な安心感もあります。

そのような点から投資家には人気の手法となっています。

近年の米国株ブームも元は日本株投資をしていて、インデックスに乗り換えて今は高配当投資という道を辿ってきた人が多いように感じます。

高配当株投資はメリットも多い半面、当然デメリットもあります。

・株価そのものの値上がりを期待できない

この点に関しては高配当株に投資する上で把握しておいた方が良いでしょう。

経済状況や決算次第では株価が大きく下落することもあり得ます。高配当株は成熟企業なので成長は望めず、一度下落したら戻ってくる可能性も低いとみていいでしょう。

株価が下がっても配当金が入ってくるから安心だ!という声もあるのでしょうが、それは含み損になった損失分が配当金に変わっただけなので実質は資産が増えたことにはなりません。

運が悪ければ配当金による含み損の回収に何年もかかるかもしれませんね。

成長企業であれば配当利回り自体は少ないかもしれませんが、長期で保有することで配当金も成長して行きます。

取引値から見た配当利回りは1~2%だとしても長期で保有していて買値が低ければ実質の利回りはもっと高くなります。

スポンサーリンク

次に考えるのは分散投資についてです。

もちろん高配当株だろうが成長株だろうが株価下落のリスクはつきまといます。

最近だとダウから除外された高配当株のGEがありますが、株価は半値以下にまで下がりました。

100万円投資していたとして評価額が50万円になったら損失分の50万円を配当金で埋めるには何年かかることでしょう。

高配当と言えど利回りはせいぜい5~6%程度しかないのが現実です。

そこで個別株リスク分散のためにETFという選択が出てきます。

高配当ETFであるVYMやHDVの分配金利回りは3%程度です。個別株と比べれば見劣りしますね。

VYMに関して言えば緩やかながら取引値の値上がりもありますが、S&P500と比べると値上がりによるリターンで比べると物足りなさを感じます。

個別株によるリスクを軽減した上で配当利回りの恩恵を受けるのであればやはりS&P500を買って将来高配当となるまで育てるのが良いでしょう。

今の段階で3000万円以上投資する資金があり、この先20年以上投資する予定がないのであれば高配当株でも良いかもしれません。

しかし、投資資金が少なく、まだまだ現役で働いていける人にはS&P500やVTIのようなETFに投資し、淡々と買い増ししていくことがリターンを大きくします。

数多くあるブログで配当金の報告記事があがっています。

何千万という資金を高配当株に投資しているため年間の配当金額は100万を超える例も多くあります。

それをみて高配当株だ!と判断するのではなく、今の資金と長期的視野を持って自分の投資法を吟味するようにしましょう。

ブームみたいになっていますが高配当投資は万人向けではなく、投資の入り口として最適なのはS&P500、VTI、VTといったETFやそれに連動する投信を淡々と積み立てていくことです。

スポンサーリンク


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントの入力は終了しました。