インデックス投資で行くか、高配当株配当金再投資戦略で行くかは悩むところではあります。
インデックス投資は著書「敗者のゲーム」でも書かれているように個人投資家が最大のパフォーマンスを上げるための有効な手法です。
一方で高配当銘柄の配当金再投資戦略はインデックス投資を上回るパフォーマンスを出せる可能性があると言われています。
どちらが良いか、と言われてもはっきり言ってやってみないとわからないというのが投資の世界ですね。
ただ、どっちが良いのか迷うくらいならどっちもやってみれば良いのではないでしょうか。
別にどちらか一方しかやってはいけないというルールはありませんし、両方手を出したらパフォーマンスが落ちるとも限りません。
どちらにもメリット・デメリットがあります。
高配当株の配当金再投資戦略のデメリットは個別株への投資となることによるリスクでしょうか。
VYMやHDVのような高配当ETFもありますが、個別株の方が配当利回りの高い銘柄が多いです。
ただ、やはり個別株はリスクがあり、銘柄選びも難しいです。
企業が未来永劫生き残るという保証はどこにもないからです。
一方で、高配当株のメリットは安定したキャッシュフローが見込めることでしょう。
高配当株は成熟企業が多いので値動きこそ小さいですが、安定して配当金をもらえるのは精神的にも大きな支えになります。
一方でインデックス投資はシンプルでリスクが少ないのがメリットでしょうか。
S&P500やダウに連動したETFを定期的に買い付けていくだけです。
今は優良な投資信託も充実してきたのでほとんどほったらかしで投資ができてしまいます。
デメリットは成果が見えにくく、20年、30年という長期的な視野で投資を続けていく鉄の意思が必要になることですね。
2017年は右肩上がりの相場でしたが、本来の相場は上昇と下落を繰り返しながら少しずつ上がっていくものです。
目に見えて成果が出てくるのは何年も先で、配当金も微々たるもの、投資信託だと分配金も出ないので退屈です。
また、相場が不安定で含み損が膨らむと心が折れそうになります。
インデックスか、高配当か、どちらでいくかは迷うところではあります。
投資を始めると色々やってみたくなります。
いっそ両方やれば良いのではないでしょうか。
個別株も買って、ETFも買ってと自分が納得できるやり方を見つけるまでやれば良いと思います。
損失を出すかもしれませんが、それは勉強代だと割り切って行きましょう。
私はETF、個別株、投資信託、CFDと色々手を出しました。
多くは手放しましたが、いくつかのETFは放置しています。今はVTIのみを継続購入しています。それが自分にとって納得できるやり方だったからです。
もちろん今後はセクター別にETFを買ったり、債権ETFも買おうと思っていますが、しばらくは主軸となるVTIで行きます。