トルコリラが8月に15円代まで暴落しましたが、今また20円代まで戻ってきています。
8月のトルコショックでロスカット食らった人や焦って損切りした人はどうなっているのでしょうか。
私もFXをやっていたときに同じようにやらかしたのですが、含み損が急激に増えてレバレッジが高くなってロスカットアラートなんてなった日には強制ロスカットされる前に損切りしてしまおうという気持ちになります。
現に私は底値で損切りして大損したこともあります。
当時はお金もない新人サラリーマンだったのですが、コツコツためた100万円が一気に半分以下になるという辛い思いをしました。
今思えば少し待てば損失はもっと抑えられたのですが、当時はパニックになってまたドルが80円代に戻るんじゃ?とか考えていました。
〇〇ショックでもなんでもないただの調整的な変動だったのですが、当時の自分には冷静な判断はできませんでした。
株にしても為替にしても急な変動は年に何回もあります。
投資で損失を出す人は総じて急な変動のときに損切りしてしまっています。
実際には急な変動よりもジリジリと下がっていくような相場の方がきついんですが。
だらだら下げられると無限ナンピン地獄にはまってしまうことが多いからです。
急なトレンドは長く続くものではなく、しばらくすると戻ってくるケースが多いです。
ただし、稀にそのまま継続して下落していく相場というのもあり、その稀な相場に備えて損切り設定は初めからしておくことに越したことはありません。
損切りができないのであれば人生を棒に振るうような損失を出す前に優良企業の株の現物長期投資に切り替えることをおすすめします。
レバレッジを効かせた取引のように即金性はありませんが、安定しています。
サラリーマンであれば給料を使い切るような生活をしていない限り貯蓄は増えていくのでしょう。
投資をするなら継続的に買い増しできるものに投資をすべきですね。下落相場で買い増しに向かえる銘柄との出会いがあれば投資は成功と言えるのではないでしょうか。
私にとってその銘柄はVTIやIVV、VYMといったETFになります。
下がるとつい買い増ししたくなりますし、今すぐでもキャッシュを全てETFの購入に当てたいとも思っています。
トルコリラが戻っているとはいえ、いつまた梯子を外されることになるかわからないので今からでもETFや超優良株の長期投資に切り替えることをおすすめします。